こんにちは、かいむ(@Caimn_)です。
今日は、クルマの車高を下げるパーツについて解説します。
車高を下げるのは、2つのパーツがあります。
- 車高調
- ダウンサスペンション
どちらかを選ぶ必要があります。
どっちがいいの?と聞かれたら「その人次第」という曖昧な答えになってしまいます。
どちらにもメリット・デメリットがあるからですね。
では、メリット・デメリット、特徴などについて解説していきます。
車高調とは
車高調整式サスペンションの略です。
普段は車高調(しゃこちょう)と呼ばれています。
主にスポーツ走行をする人にオススメです。
最近ではドレスアップに使われることも増え、見る機会がグッと増えました。
車高調にはネジ式と全長調整式の2つが主流です。
最近は全長調整式を見かけることが多くなりました。
ネジ式は、スプリングを短くして車高を落とす方法です。
全長調整式は、ショックアブソーバーを短くして車高を落とす方法です。
どちらも短くするということは、クルマに伝わる衝撃を吸収しにくくなります。
つまり、乗り心地が悪くなるということです。
ですが、最近は減衰力を調整することができるので、車高を下げても柔らかい足回りを実現することができます。
ベタベタに下げて柔らかくすると、クルマを擦りまくりますが・・・。
長距離または長期間使っているとヘタってきます。
これはダウンサスでも共通していますが、車高調は特に注意が必要です。
足回りすべてを変えてしまうことになるので、壊れてしまうと衝撃を直接受けることになります。
そうなった場合、走行なんて堪ったもんじゃないです・・・。
走ってられません。
そうならないように定期的にメンテナンス、オーバーホールをしましょう。
調子よく走るためには最低でも3年1度または3万キロでオーバーホールすることをオススメします。
どれだけ丁寧に使っていても壊れてしまうことがあるので、それは諦めましょう。
メリット
- 自由自在に車高を調整できる
- 減衰力も調整できるので、乗り心地を変えられる
デメリット
- 高価である
- 定期的にオーバーホールが必要
ダウンサスとは
ダウンサスペンションと呼ばれ、略称でダウンサスと言われています。
装着してからまったく触らない人にオススメです。
スプリングの部分、バネを短くして車高を下げる方法です。
バネを短くするには2つ方法があって
- バネの巻きを減らす
- バネの間隔を短くする
というやり方があります。
どちらも共通しているのは「固くなる」というところです。
なので、高速で走っているとクルマが跳ねたりする可能性があります。
また、街乗りでも段差や凹凸がある道では衝撃をすべて拾ってしまうので、乗りにくいです。
最悪酔ってしまいます・・・。
ショックアブソーバーを変えないと乗り心地がかなり悪くなります。
セットで買っても車高調を買うより安いので、同時に装着することをオススメします。
長距離・長期間使っていると、バネなのでヘタってきます。
ですが、ショックアブソーバーが生きていればそれなりに走行することができます。
なので、定期的に見てあげることをオススメします。
ヘタってしまっても、安価なのですぐに手に入れることができるので、比較的メンテナンスはしやすいです。
メリット
- 安価である
- 装着したら着けっぱなしでOK
デメリット
- 乗り心地が悪くなる
- 自由に車高を変更できない
おわりに
いかがでしたか?
ちょっと車高を下げたいなら「ダウンサス」
がっつり下げたい、スポーツ走行をしたいなら「車高調」
といった感じです。
どちらも一長一短・・・。
お財布と相談して決めるのが一番かもしれませんね。
「迷う理由が金額なら買え、買う理由が金額ならやめとけ」
という言葉があります。
少しでもこだわりがあるなら車高調を選んだほうが無難かもしれませんよ?