カーボンシートで手軽にスポーツ感アップ!【5Dならクリア塗装不要】

こんにちは、かいむ(@Caimn_)です。

前回、手軽に始められるドレスアップとしてステッカーを紹介しました。

今回はその延長線、カーボンシートについて紹介します。
カーボンシートは手軽にクルマをかっこよくできるアイテムです。
カーボンといえばスポーツカーやスーパーカーなどの走りを求めたクルマによく使われています。
最近では、パーツでドレスアップとして売られるようになりましたが、ドレスアップだけならシートで代用できるようになってきました。

カーボンシートはどういったところで使用できるのか、解説していきます。

カーボンシートとは

その名の通り、カーボンの柄をしたシートです。
裏面に糊が塗布されているものが多く、裏紙を外したらすぐに貼ることができます。

カーボンシートも様々な種類があります。

  • 色が赤や青といったカラフルなシート
  • 3D, 4D, 5Dといった光沢の強さを選べるシート
  • 曲面でも簡単に貼れる伸びるシート

使用用途によって使い分けることができます。
とはいえ、最近は伸びるのが当たり前になってきました。
好きな色と光沢で伸びやすく、好きなところに貼る環境がすでに整いつつあります。

貼り方

至って簡単ですが、キレイに貼るのは難しいです。

用意するものも少なく、手軽に始められます。

  • カーボンシート
  • カッターまたはハサミ
  • ドライヤーまたはヒートガン

他にもヘラなどの空気を抜くためのツールもあると施工性が上がります。
採寸する必要があるなら定規もあれば捗るでしょう。

ドライヤーはあればよいといった感じです。
温めるとシート自体が柔らかくなり、伸びやすくなります。
伸ばして貼ると曲面を貼ることができるようになります。
また、糊の粘着力は熱で貼り付きやすくなるので、浮きにくくなります。
まさに一石二鳥ですね!

曲面の貼り付けは最初はかなり難しいです。
1人でやるより誰かとやったほうがキレイに貼れることが多いので、手伝ってもらおうのも手ですよ。
シートも外装をガッツリ貼るわけではないのなら、かなり余ってしまいます。
友人と一緒に購入すると1粒でに2度美味しい体験を味わうことができます。

手順も至って簡単です。

  1. 必要な大きさを測る
  2. 適当なサイズにカット
  3. 仮合わせ
  4. 裏紙を剥がし、真ん中から貼り付ける
  5. ドライヤーで温めつつ、伸ばしながら貼る
  6. 本体裏側まで折り込む
  7. 冷めてシートが硬化しているのを確認したら完成!

貼るテクニックだけ難しいので、それ以外は案外簡単にできちゃいます。
コツは貼り付ける本体よりも少し大きめにシートをカットしておくことです。
ある程度のズレをカバーすることができる上、折り込むとシートを貼った感じがなくなり、キレイな見栄えになります。

3Dや4D、5Dって?

カーボンシートを買うときに、文頭に「3D 4D 5D」と書かれていると思います。

簡単に説明すると、光沢の違いです。

  • 3Dはマットに近い感じ
  • 4Dは光沢を出した本物志向
  • 5Dは光沢を更に強くした派手志向

といった感じです。

内装はマットの3Dを使うと車内に馴染み、レースカーっぽい印象を醸し出します。
外装は光を当てるとカッコよく写る4D以上を使うといいでしょう。
3Dのシートにクリア塗装をする人もいますが、最近は4Dで事足りることが多いです。

4D以上ならカーボンシートにクリア塗装は不要

説明したとおり、すでに光沢をつけてくれているので、クリア塗装は必要ありません。
更に光沢を出したい場合は、5Dを使えば光沢が更に強くなります。
まだ満足がいかない人は5Dにクリア塗装を吹けば好みの光沢感を出すことができます。

クリアを吹く唯一のメリットは、飛び石などでキズが入りにくくなるという点です。

3Dでもクリアを吹けばよりカーボンに近いリアリティを演出することができます。
更に塗装の皮膜で飛び石の被害も抑えることができ、一石二鳥です。
ただ、塗装はツールや塗料を含めて揃えると意外に費用がかかります。
なので、趣味でやりたい人、手間ひまかけて自分のスタイルにしたい人にはオススメです。
貼って終わりたい人は、無難に4Dを選択するといいでしょう。

3Dが一番安く、5Dが一番高いです。
光沢に相当なこだわりが無ければ4Dで十分だと思います。

おわりに

いかがでしたか?

みなが憧れるカーボンパーツ。
カーボンは素材が高価なので、パーツを買おうと思ってもいい値段で買えない・・・なんてことが結構ありますよね。

それを安価で1枚のシートで解決してくれる便利アイテムです。

本来はカーボンパーツとしてない部品もシートを貼ることによって人とは違うスタイルでキメることができます。

やってみようかな?と思っている人は1度挑戦してみてください。
難しいと感じた場合は、ショップでも対応してくれるようになってきたので、丸投げもありだと思います。