車の定番カスタム、ステッカーで注意すること

こんにちは、かいむ(@Caimn_)です。

今日は、クルマ好きなら誰もが通る道、ステッカーチューンについて紹介します。

ステッカーは誰でも気軽に始められるカスタムの定番です。
ですが、注意していないとクルマに悪影響を及ぼす可能性があります。

どういった点で悪影響を及ぼすのか、解説していきます。

ステッカーチューンの良さ

DIYで手軽に始められるカスタムとしてステッカーがあります。
なぜ、簡単に始められるのでしょうか?

  • 誰でも気軽に始められる
  • 車の大手量販店・通販で安価で買うことができる
  • 材料を買うと誰でもオリジナルステッカーを作れる

といった理由が挙げられます。

少し深掘りしていきます。

気軽に始められる

なんと言っても気軽に始められるのがいいところですよね。

クルマのパーツを買うとオマケでつけてくれるメーカーもあるので、それを貼るだけでオシャレにカスタムすることができます。

ステッカーも脱脂して貼るだけなので、手先を使ったテクニックなどは不要です。

脱脂はパーツクリーナーという名前で知られているスプレー型のものを使います。
ボディに直接吹き付けると最悪塗装が剥げてしまうので、タオルやウエスなどに吹き付けてボディを軽く拭く感じで使います。
脱脂が終わったらあとは丁寧に貼るだけ。
適当に貼ってしまうと傾いたり、空気が入ってしまいます。
大体はシール型なので、貼り直しが効かないものが多いです。

傾きはあえてつけることにより、オシャレさを出すのもありですよ!

どこでも安価で買える

今はオートバックスやイエローハットなどのクルマの量販店でステッカーを販売しているところが多いです。

有名なメーカーのロゴからカッコいいマーク、面白さを求めたアクセントステッカーなど・・・

1000円もあれば3枚買ってもお釣りが返ってきます。
メーカーによっては同じロゴでもサイズ違いのセット販売で1000円超えとかありますが、それでも高価ではありません。

他にもAmazonなどの通販サイトで「ロゴ名 ステッカー」などで検索すると大量に出てきます。
有名なもので「モンスターエナジー」のロゴとかは大きさ違いでセット販売されており、1500円から購入することができます。

今ではカスタムが好きでやっている人以外にも窓に1枚貼っている人も結構いますよ。

材料があれば作れる

気に入ったステッカーがなかった・・・

そんな場合、自分で作るという手段で手に入れることができます。

材料はホームセンターで揃えることができます。

  • カッティングシート
  • カッター

最低でも上記2つあれば作ることができます。

あればよいアイテムとして

  • パソコン
  • プリンター
  • カッティングマシーン
  • 転写シート

があると、凝ったデザインも手軽に作ることができます。

方法は至って簡単です。

  1. 貼りたいロゴを作成
  2. 左右反転し、切り取り
  3. 必要に応じて転写シートに貼り付け
  4. 脱脂し、剥がれにくくする
  5. 貼り付け
  6. エア抜き
  7. 完成

難しいところは作成と丁寧に貼り付けるところくらいです。

ですが、どれもやっていれば自然と慣れてくるので、経験を積んでいけばいい作品が出来上がりますよ!

ステッカーチューンの注意点

ステッカーも注意して貼らなければ様々な悪影響があります。

  • 道路交通法違反
  • ボディに跡や傷が残る

意外にも知られていないことがあります。
少し掘り下げて解説します。

道路交通法違反

え!?ステッカーを貼るだけで違反!?と思う人もいるかもしれません。

なぜなのかというと、場所に原因があります。

主に貼ってはいけない場所は

  • フロントガラス
  • 前側のサイドガラス

です。

道路交通法では、上記ガラスの透過度が決まっています。

フロントガラス、サイドガラスは貼らないようにしましょう。

しかし、フロントガラスは例外的に貼れる場所・素材が決まっています。

上部20%未満、透過率70%以上であれば、ステッカーを貼ることができます。
いわゆるハチマキと呼ばれるカスタムですね。
他にも、レーダーやワンセグのアンテナ、UVカットの加工がされているガラスなどがあるので、例外となっています。

とはいえ、スモーク系のフィルムを作成し、貼り付けるのは結構骨が折れます。
どうしても貼りたい人は、自作するしかないのです。

作ること自体は難しくありませんが、採寸し上部20%未満で貼る必要があり、ちょっとめんどくさいです。
貼ると個性が出るのでかっこいいですが、1歩間違えると違反になるので、貼る際は注意して行いましょう。

サイドガラスは原則貼り付け不可になっています。
保安基準では、「走行の妨げになるものはダメ」という規則になっています。

ステッカー1枚でも視通を確保できない場合があるので違反となってしまいます。

他にもカーテンなどを設置している人もいますが、あれも違反となってしまいます。
走行中以外に使用するのは大丈夫ですが、うっかりカーテンを閉めたまま走行するのは大変危険なのでやめましょう。

跡や傷が残る

ステッカーを長期間貼っていると跡が残ってしまいます。
ステッカーについている糊が固着してボディに侵食してしまうからです。
これを剥がすとなると、結構重労働で、剥がせてもくっきり跡がついて残念感が否めません・・・。
なので、

  • 短期間で使用する
  • 塗装を視野に入れて長期間使用する

という考えで貼ったほうがいいかもしれません。

また、短期間貼り付けていて飽きてしまった。
じゃあ剥がそうということで爪やカッターなどでガリガリと剥がそうとすると、ボディに傷を入れてしまう可能性があります。

リムーバーというツールもありますが、あれも角度を間違えるとごっそりボディを削ってしまいます。
窓も同様です。

ステッカーは始めるのは簡単ですが、終わらせるのが結構めんどくさいので注意しましょう。

おわりに

いかがでしたか?

大切な愛車を守るために、貼る前にちょっと気を配ってみましょう。

手軽に始められるのはメリットとして大きいですが、デメリットもそれ相応にあります。

私も昔はガッツリ貼っていましたが、貼りすぎてもごちゃごちゃしすぎていい感じにはなりません、注意しましょう。

シンプルに1枚だけ、複数枚セットのものなどを使うとオシャレにカスタムできますよ!