こんにちは、かいむ(@Caimn_)です。
今回はドローン用のランディングパッドについて紹介します。
あまり聞かない・使わない人が多いと思います。
使用用途や使うべき理由を解説します。
ランディングパッドとは?
離着陸する場所を明確にするためのエリアです。
ドローンの下に設置し、プロペラの風圧で出る砂や小石の巻き上げを防止する目的があります。
小さく折り畳まれており、使用時に展開するタイプが主です。
ランディングパッド、レビュー
購入
XBERSTAR製のランディングパッドです。
小さいケースに入ってました。
場合によっては取り出すと同時にパッドが展開されます、これは要注意です。
攻撃的なので勢いがあります。
付属品で、プラスチック杭が4本入っています。
地面が土などの柔らかい場所ではこれを打って固定できそうです。
杭の先端が鋭いので、手にとった時点で袋を貫通していました。
特にこだわるところではないので、穏やかに対処しましょう。
展開
表と裏のリバーシブル仕様となっています。
黒とオレンジでかっこいいです。
四方に方位が書かれているので合わせて置くと方角がわかりやすくて便利です。
なぜか「W」だけ横向きに・・・。
続いて裏側です。
オレンジと白色でデザインされています。
好みで変えられるのは飽き性の私には嬉しいところです。
こちらも同様で四方に方位が書かれています。
「W」も同様・・・もしかして、仕様なのか?
「H」の部分に蓄光のテープが貼られています。
光を吸収し、暗いところに置くとはっきり表示してくれます。
これは夜間飛行をする場合に便利ですね。
※夜間飛行は飛行許可申請が必要です。
使ってみて
大きいモデルを購入して「ちょっと大きすぎたかな?」とも思いましたが、いい感じのサイズ感でした。
パッド面は柔らかい素材が使われていて緩衝材の役割も果たしてくれます。
画像ではランディングギアをつけていますが、不要かもしれません・・・。
真上から見るとこんな感じです。
プロペラガードをつけたらちょうどいい大きさになりそうです。
買うならちょっと大きめを選ぶといいでしょう。
メリット
使ってみてのメリットを上げてみます。
緩衝材付きは嬉しい
使っていて嬉しいのは緩衝材がついていることですね。
とはいえ、数ミリ程度の厚さなので衝撃吸収がすごい、というわけではありません。
あくまで気持ち程度の性能です。
ドローンへの衝撃を和らげるためにランディングギアを買いましたが、正直使いづらいのでパッドだけで十分かなと思います。
勢いよく着陸するなら話は別になりますが、最近のドローンは自動着陸システムが搭載されているので、そちらで着陸するといいでしょう。
赤外線センサーがついてるタイプなら解除しないと、どれだけレバーを傾けても着陸できませんよ・・・笑
砂や小石を巻き上げないのでドローンに優しい
ドローンは精密機器の塊みたいなものです。
プロペラを回すところはモーターとなっており、精密な作りとなっています。
なので、砂や小石が入ってしまったら取り出すのが大変です。
入ってしまい、不具合が出て故障・・・なんてことは避けたいので対策したいところです。
そこで、このパッド。
地面の上に設置するので、直接地面に風を当てることがなくなります。
パッドを大きく展開しているので、Mavic2の大きさなら巻き上げることはありません。
どれだけ巻き上げにくいと言っても、パッドの上に砂や小石があったら意味ありませんが・・・笑
まったく巻き上げない、というわけではありませんので、使用後はしっかりメンテナンスしましょう。
デメリット
どんなものにも完璧な物はありません。
少しはデメリットもついてきます。
持ち運びが若干不便
小さくコンパクトになってくれるので持ち運び自体は楽です。
しかし、小型のドローンというメリットを活かすとなると、数多くのものを持ち歩くと手が塞がってしまいます。
- ドローン
- プロペラガード
- ランディングパッド
上記3つを使うとなると、両手に持って移動しなければなりません。
1つにまとめたいなら、少し大きめのケースを準備する必要がありそうですね。
片付けがちょこっと難しい
このパッドは外周に梁があり、捻って小さくするタイプです。
いわゆる折りたたみうちわ、フォールディングファンを想像してもらえればわかりやすいと思います。
そもそもフォールディングファンがメジャーではない・・・?
コツを掴まないとなかなか小さくなってくれません。
また、失敗するとバッ!っと展開されてしまうので、顔面に直撃することもあります。
これが結構痛いので、コツを掴むまでちょっと苦労するかもしれません・・・。
しっかり折りたたむことができたら、そのままケースに入れると展開されません。
上手く折りたためていないと、ケースから取り出すときに展開されてしまうこともあるので注意しましょう。
おわりに
いかがでしたか?
外でドローンを飛ばす人にオススメのアイテムです。
砂や小石は直接目で見えないことが多いですが、録画をしてみると一発でわかります。
ちょっとくらいだろう、と思って見てみると結構な勢いで舞っています。
こういった小さな積み重ねが故障に繋がるので、できるだけ被害は最小限にしたいですよね。
メンテナンスも多少は楽になると思うので、気になる人は買ってみてはいかがでしょうか?
安価で購入できるので、物は試しという感じで・・・!