【徹底解説】DIPSを使ってドローンの飛行申請をしよう

こんにちは、かいむ(@Caimn_)です。

おまたせしました!
前回では登録までの解説をしました。
今回はDIPSの申請をやっていきましょう!

申請までの流れ

前まではワードで情報を入力していた内容をインターネット上ですることができるようになりました。
これで申請がはかどりますね。

流れはというと・・・

・情報登録
・規約に同意
・申請

と箇条書きにすると少なく見えますが、少しややこしい内容があります。
今回の記事で徹底解説していきます!

情報登録

ではやっていきましょう!

申請書の作成

申請登録

まずは画面にある「申請書の作成」をクリックします。
赤○で書いてあるところですね。

新規申請と更新申請がありますが、
新規申請は今まで申請をしたことがない人。
更新申請は1度でも申請したことがあり、継続して申請する人。
の違いです。

今回は新規申請を例に解説していきます。

飛行情報入力

ページが移動し、申請書作成の画面に切り替わります。

新規申請新規申請新規申請新規申請

必要な箇所にチェック・入力をしていきます。
入力が終わったら「次へ進む」をクリック。

新規申請

続いて飛行場所を選択します。
業務でドコを飛ばすかまだ決まっていない場合は、「日本全国」で申請しましょう。

飛行するための条件ですが、ココは必ず記入しましょう。
安全面に対する配慮が重要になってきます。
例だと「プロペラガードを装着する。」とかですね。

申請先ですが、関西なら「大阪航空局」、関東なら「東京航空局」を選択。
東海地方でどっちか怪しい人は「申請先」にマウスポインターを持っていくと
画像で表示してくれますよ!

全て入力が終わったら「次へ進む」をクリック。

続いて「機体を選択」していきます。
これは以前登録した機体が表示されるのでそれをクリック!楽ですね~。

新規申請

※注意事項
家屋の密集地区(DID)での飛行、
人や物から30m以内の飛行などは、
Mavicは適合基準に満たしていません

機体選択

なので、追加基準を選択する必要があります。

機体選択赤○の「追加基準」をクリックします。
すると、一覧が出てきます。

機体選択
機体選択
機体選択

必要な箇所にチェックを入れます。
全てチェックが済んだら「登録する」をクリック。

ココが結構気づかすにスルーしちゃって申請できない!って人が多いんですよね。

続いて「操縦者選択」をクリック。

操縦者選択機体選択と同様、以前登録した情報を追加します。

また、基準に適合していない人は下部にある情報を入力します。
総飛行時間が10時間未満の人とかですね。

全ての情報が入力できたら「登録する」をクリック。

続いて使用するマニュアルを選択します。

新規申請

大抵の人は1番上の「航空局標準マニュアルを使用」でいいと思います。
民間団体に所属している人はそちらのマニュアルを使用することもあるかもしれません。

航空局標準マニュアルを使用」の人は他に触れるところがありませんので、
次へ進む」をクリック。
他のマニュアルを選択した人は必要事項を入力しましょう。

さあ情報を入力するのはこれで最後ですよ~!
もうひと踏ん張り、がんばりましょう!

続いて保険情報・緊急連絡先・許可書の種類を選択していきます。

保険入力特記事項

まず、保険ですがDJI機器を新規に購入した人は1年間無料保険がついてきます。
そちらを登録出来ていない人は先に登録してしまいましょう。
申請に不備がない限り、申請した次の日から適用されます。

他の保険に入っている人はその情報を入力します。
入っていない人は空欄ですが、入ってないとまず許可されないと思います。

緊急連絡先は以前登録した情報に記載してますので、そのままでOK。

続いて許可書ですが、私は「電子許可書」がオススメです。
電子許可書はメールで届きます。それを必要に応じて印刷するのが楽ですね!
紙の許可書だと記載通り、少々メンドクサイ手順が必要ですからね・・・。

最後に特記事項です。
特にない場合は空欄で大丈夫です。

全て入力が終わったら「次へ進む」をクリック。

規約の確認

最後に書類の確認です。
これが一番時間かかる!のですが、しっかり目を通しましょう。

申請書確認

青字で書いてあるリンクは全て目を通しましょう。
問題なければ、「申請書の内容に間違いはありませんか?」の右側にあるチェックボタンをクリック。

最後に「申請する」をクリックして申請は完了です。
お疲れ様でした!

おわりに

長い時間の作業、ほんとうにお疲れ様でした。
これで申請書の審査が完了したらメールで交付されます。

これがあればどこでも飛ばせるぞ!
と思っているアナタ。それは間違いです。

航空法はこれで問題ないかもしれませんが、
場所によってはその人の所有地になりますので、その人の許可が必要です。
また、撮影中に他人が写ってしまった、などの場合はプライバシーの問題も発生します。
その場合は一度確認を取りましょう。

ドローンを飛ばすのは結構重労働だったりします。
法律の問題上、仕方ないことですね。

正しい知識を持って安全なフライトを楽しみましょう!
よいドローンライフを!