ドローンを使った物流は現実的ではない

こんにちは、かいむ(@Caimn_)です。

今日は独断と偏見で考えるドローンを使った物流について解説したいと思います。

結果から言って、ドローンでの物流はまだまだ現実的ではありません。

なぜ実用化されないのでしょうか、私が考える理由を書いていきたいと思います。

実用化できない理由

認知度が低い

日本ではまだまだドローンに対する好感度が高くありません。

ニュースではドローンの事故については取り上げられることが多いが、新しいサービスや展望についてのニュースはあまり取り上げてくれません・・・。

最近ドローン関連のニュースは事故3件という記事でした。

よくよく見ると、ドローンではなく、ヘリコプターですね・・・。
有識者が少なく、空飛ぶ物体=ドローンという認識が広まりつつあります。

これではラジコンヘリコプター愛好家が悲しいですね・・・。

今回の事故が引き金となり、更に法律が厳しくなりそうです。
規制に規制を重ねてしまうと、いいテクノロジーも廃れていくのは見ていて辛いですね・・・。

開発費が高い

とにかく開発費が高く、成功する確率が低いため、マネタイズしにくいのが現状です。

  • ドローン本体の開発:数百万~数千万
  • 操作するアプリ等の開発:数百万~数千万

これだけでものすごい開発費になってしまいます。

ドローン単体だけ開発ができたとしても、それを動かすソフトウェアがなければ操作ができません・・・。

ドローンと関連性が一番高いのはスマートフォンではないでしょうか?
スマートフォンのアプリはどれだけ安く見積もっても300万ほどからスタートします。
更に実用性・利便性を考慮し始めたりすると値段が見る見ると膨れ上がっていきます。

数千万かけて開発したが

  • 実用化しにくい
  • 法改正で飛ばせなくなった
  • 顧客が根付かない

などのリスクが高すぎて開発を断念するところが多数でしょう。

ドローンの物流に関しては楽天が開発を進めていますが、まだ実用化にはいたらないようです。

ドローン物流サービスの実例と今後の展望

大きな会社がスタートを切ってくれれば、次々と参入する企業も増えるかもしれませんね!

環境に左右される

ドローンは空を飛ぶので環境が一番の強敵となってきます。

  • 雨や雪
  • 気温や湿度

こういった環境に対応できるドローンは産業用でかなり高価になってきます。

雨や雪はショートの原因

雨や雪は水分なので、精密機器の塊であるドローンの強敵の1つです。

小雨程度なら飛行することができると、前記事で書きましたが、やはり実用的ではありません。
防水加工がされたドローンなら飛ばすことができますが、次は大粒の雨という強敵が待ち構えています。

大粒の雨に打たれたことは皆経験済みかと思います。
あれ、痛いですよね・・・。

あの雨がプロペラに直撃し続けると、プロペラが耐えられなくなり、墜落の危険があります。
他にも、プロペラの変形だけでなく、上から打撃を与えられ続けるので、ジャイロがあるとはいえ、バランスが取れなくなります。

バランスが取れなくなる=墜落

なので、大変危険です。

風で煽られると不安定

空を飛ぶ最大の敵はやはり、風でしょう。

雨でも説明しましたが、ドローンにはバランスを保つためのジャイロが搭載されています。
ジャイロ機能で安定した飛行が可能なのです。

ある程度の風ならジャイロで制御し、バランスを保つことができます。
しかし、風はときに突風として瞬間的に強くなったりします。

電子制御の仕組みなので、突然の強風には対応できない場合があります。

バランスを崩したドローンは墜落の道しかありません・・・。

また常時風が強いと、ドローンは風に流されてしまいます。

ドローン自体は軽くしないといけません。
重いものを持ち上げるにはエネルギーが多く必要だからです。

サッカーボールは風に左右されにくいが、ピンポン玉はものすごい勢いで風に飛ばされてしまいますよね。

気温や湿度はバッテリーに影響する

雨・風ともにクリアできたとしても次は気温や湿度が敵となって出てきます。

バッテリーは気温に大きく左右されます。

寒いとバッテリーが収縮し、最大限のパワーを発揮できなくなります。
暑いとバッテリーが膨張し、放電量が増えてしまい、長時間フライトできません。

たとえ法が緩くなり、DID地区を飛行できるようになったとしても、長距離を移動するためのエネルギーが足りません。

一定間隔ごとにランディングゾーンがあれば着陸し、バッテリー交換、再フライトが可能ですが、現実的ではありません・・・。
その分、大量のスペースを確保する必要があるからですね。

では、その問題を解決するにはどうすればいいのか?というと

バッテリー自体を長持ちさせる

必要があります。
バッテリーを長持ちさせること自体は簡単です。
大量のバッテリーを積めばいいだけの話です。

ですが、大量に積むと次は重さが問題になってきます。
重いとそれ相応のパワーが必要なので、本末転倒になってしまいます。

それを解決するのが、「全固体電池」です。
大容量化・軽量化・自由自在な設計ができるバッテリーはドローンにとっては相性がよいと言えます。
また、自然放電率も他のバッテリーに比べて低く、長期間放置していても問題なく使えるという点が物流実用化を加速させそうです。

そう考えると、バッテリー問題は解決できそうな気がしなくもないですね。

おわりに

いかがでしたか?

完全に独断と偏見ですが、リアリティがある内容だと思っています。

100%実用不可、というわけではないと思うので、これからのテクノロジーの進化に期待したいですね!